少子化と社会保障費

現在社会と経済について

 ジムロジャース氏によると日本の問題は少子化で、移民を受けいれない限り今後経済力が衰退していくだろうとのこと。先進国は特殊出生率がどこも下がっているが、アメリカは移民を受け入れて今後も人口増の見込みのようだ。アメリカは成長し、日本は衰退することが予定される。

 たぶんそのとおりだが、その場合、日本の株式市場の成長が考えにくいので、資金運用はアメリカを中心とした海外の国際商品にで運用する投資家が増えるのだろうか。

日本経済の成長力の無さを考慮すると株価が上がらなくても少額でもいいから収益を生む手法を見てけないといけないのだろう。

 日経225ミニは上がったり下がったりだろうが、一方的に上がるものよりスイングの手法が通じるならここで運用するのも一考だと思って安全最優先で取り組もう。

タライ回しするビジネスモデル

平均寿命年齢は、男81、女87歳。ただしこれは0歳からの計算で、実際60歳になった時から考えると5歳程度平均年齢が伸びるらしい。

仮に男の平均寿命を86歳とすると、老後に必要な資金は2000万円でも不足するのではないだろうか。そうなるとこれからの日本の成長産業は医療介護ということになるが、この業界は仕組みが非常に複雑で収益を出す構造が分かりにくい。

 聞くところによると、医療法人で儲かっているのは病院の入院病棟と老健(介護老人保健施設)と特養(老人ホーム)で患者をタライ回しするビジネスモデル。

 病院と老健は高い治療費を稼げる期間が短く定められているので特養(老人ホーム)を調整弁にして老人を囲い込む。少しでも単価の高い診療報酬や介護報酬を得るためには3っつの施設間で老人を動かすことが必要だ。このためコロナ患者のための入院病床を用意するより、よっぽど儲かる。このためコロナ用別途も不足するようになる。

 診療所や病院だけ経営するまじめな医療法人は儲からなくなってきている。

宿泊系でない介護サービス

 入院・入所、宿泊系の施設は政府は増加させない方針だから、これから入院・入所、宿泊系でない介護サービスは政府も拡大せざる負えないだろうから、投資するならこの分野で成長するサービス。とりあえず時価総額は高いが伸びているカイポケにでも投資してみるか。

社会保障費の世界は、競争原理が働かず、不正を生みやすい歪んだ構造にあるように思う。

 

 

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